開催にあたり

 かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都・太秦。京都の映画文化は、その優れた文化的土壌に育まれ、創造性豊かな先人の才能によって発展してきました。そして、今も2つのメジャースタジオが稼働し、豊かな感性と確かな技術で世界に映画作品を送り出しています。さらに、京都が培ってきた剣戟・殺陣の表現は、時代劇映画という枠を越えて、SF映画、ゲーム、アニメーション作品にまで影響を与えています。この歴史をふりかえるとき、映画表現の創造、革新を担ったのは若者であったということが浮かび上がります。多様な文化的背景をもった映画人と京都の映画資産の出会いがより一層大切であることがそれを証明してきました。
 京都フィルムメーカーズラボは、京都の映画資産を活用して、国内外の若手映像作家に一流監督・映画人の指導を受けていただくとともに、映画製作の現場を体験していただきながら、国際的な交流の場を作ろうとするものです。多様な文化背景をもった映像作家が京都の撮影所に集まり、合宿しながら、映画づくりを共に行うことにより、京都から新しい映画が生まれることを望むとともに、京都の映画づくりの伝統と精神が、国境を越えて世界に拡がることを願います。
 今年で11回目を迎える京都フィルムメーカーズラボですが、これまで、世界95カ国から1216名の応募がありました。そして、世界46カ国、250名の若手が参加し、お互いの文化や習慣を超えてコラボレーションを行いました。2015年からは国内最大の映画祭である東京国際映画祭とパートナーシップを結び、京都伝統の時代劇製作だけでなく、エッジの効いたレクチャーも提供できることになりました。日々変化する世界の映像表現の潮流の中で、本プログラムが映画・映像制作を志す方々にとって有意義な機会となることを期待しています。

開催概要

受付期間
2018年7月13日(金)~9月11日(火)
開催期間
ハンズオン時代劇:2018年10月27日(土)〜11月2日(金)<7日間>
マスターズ・セッション:2018年10月30日(火)〜11月2日(金)<4日間>
開催場所(予定)
東映京都撮影所、松竹撮影所、京都文化博物館 等
募集定員
ハンズオン時代劇 20名
マスターズ・セッション 20名
参加料 
無料(宿泊費も期間中は無料です。ただし飲食費・交通費等は各自でご準備ください。)



主催
京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
[京都府、京都文化博物館、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、巌本金属株式会社、
株式会社ディレクターズ・ユニブ、立命館大学]

共催
第31回東京国際映画祭実行委員会、KYOTO Cross Media Experience 実行委員会

協力
京都クロスメディア推進戦略拠点