2018.10.24

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京都フィルムメーカーズラボが、あらたにヴェネチア国際映画祭の人材育成プログラムであるビエンナーレカレッジシネマと提携!

京都ヒストリカ国際映画祭の人材育成プログラムである京都フィルムメーカーズラボは、イタリア文化会館大阪の協力で世界3大映画祭であるヴェネチア国際映画祭の人材育成プログラムであるビエンナーレカレッジシネマと提携しました。国際映画祭がピックアップする企画のあり方を知り、ビエンナーレカレッジシネマで選ばれる入り口を提示します。

ビエンナーレカレッジシネマは世界中から集まった映画企画から3作品を選び、製作資金を助成し、脚本開発やキャスティングの支援を行う事業です。世界の映画祭が人材育成・企画開発プログラムで競い合うなか、現フェスティバルディレクターのアルベルト・バルベーラ氏の肝煎りで2011年に始まった特色あるプログラムです。日本からは2014年、長谷井宏紀監督の『ブランカとギター弾き』が選ばれています。昨年からはヴァーチャルリアリティ(VR)作品にフォーカスしたビエンナーレカレッジシネマVRもスタートさせました。

今回、京都フィルムメーカーズラボにはビエンナーレカレッジシネマで選考された2作品を上映し、それぞれの監督がワークショップに参加します。マスターズセッションでは、彼らの製作プロセスやビエンナーレカレッジシネマでのアドバイスを披露する予定です。ヴェネチアからもプログラム担当者ヴァレンティーナ・ベッローモ が来日し、国際映画祭が見出す作品の見せ方やビエンナーレカレッジシネマの方向性と応募方法についてプレゼンします。